本記事で案内する「さぎ山記念公園」は、かつてサギの繁殖地として有名でした。ですが徐々に数が減っていき、栄えていた時を忘れないよう「さぎ山記念公園」が誕生します。
公園名ではどんな公園か分からないと思いますし、魅力を以下で案内しますので参考にしてみて下さい。

目次
さぎ山記念公園 概要

「さぎ山記念公園」は、かつて国の特別天然記念物に指定されていた「野田のさぎ山」を記念しています。
江戸時代から一帯はサギの繁殖地として知られ、1952年に「野田のサギおよびその繁殖地」が「特別天然記念物」に指定されました。指定後は徐々にサギが集まらなくなり、1984年に指定が解除されます。
そんな「サギ山」を後世に残すのを目的として、1986年に「さぎ山記念公園」は開園しました。園内には当時を伝える「さぎ山記念館」・サギのモニュメントなどが設置されています。
さぎ山記念公園 基本情報
休園日:なし
入園料:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
住所:〒336-0973 埼玉県さいたま市緑区南部領辻3591
(参照URL:https://sagiyamakinen-kouen.jp/)※外部サイトに移動します
埼玉スタジアム線「浦和美園駅」から徒歩50分ほどの場所に位置しています。見沼通線堀を挟んで反対側の「見沼自然公園」と隣接している公園です。
「見沼自然公園」についても詳しく知りたい方は、そちらの記事もチェックしてみて下さい。
さぎ山記念公園 園内

「さぎ山記念公園」は、隣接する「見沼自然公園」より広くはなく散策しやすい公園となります。「アスレチック広場」などへ行く際は階段や起伏が存在しますが、全体的には平坦な場所がほとんどです。
そんな公園内には主にどのような要素・エリアがあるのか、以下で詳しく案内していきます。

自然あふれる 修景池

公園の西側にある「修景池」は、本公園の中でもシンボル的なエリアです。開放感ある池を眺めながら一周すると、きっと日常を忘れることができるでしょう。
池はそこまで綺麗ではなく緑色をしていますが、ゴミはなく清潔感はありますのでご安心願います。

池にはサギの形をしたモニュメントも設置されており、風景に溶け込んでいるところを確認できるでしょう。
またこの池で釣りが可能なため、釣りをしたい方はぜひ活用してみてください。
開放感のある 芝生広場

池の隣にあるのが「芝生広場」で、緑色の芝がきちんと整備されているエリアとなります。芝の上にシートを敷いてピクニックを楽しんだり、寝転がったりと各々楽しめるでしょう。
そこまで広くがなく、人が多いときは譲り合いの精神を忘れずに利用しましょう。
アスレチック広場

「アスレチック広場」は、園内南側から階段を上がった先に位置しています。園内で数少ない階段がある場所のため、足元に注意して向かいましょう。
池や芝生広場に比べて場所が分かりにくく、見落とさないように注意して散策する必要があります。

遊具の数は多くは無く、広場自体が少し狭いです。ロープスライダーなどの遊具があり、小さなお子様が存分に楽しむことができます。
自然豊かな環境ですし、木陰が多いため暑い日でも比較的過ごしやすいでしょう。
青少年野外活動センター
「アスレチック広場」の奥にある「青少年野外活動センター」では、キャンプを楽しむことができます。
自然ゆたかな場所でキャンプを楽しめますが、完全予約制のため注意しましょう。
利用期間:4月~11月
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日が定休)
利用料:無料
利用対象者:さいたま市内に在住、在勤、在学中の方
予約方法:「さぎ山記念館」で予約。
さぎ山記念館

公園の入口から近い場所に「さぎ山記念館」という施設があります。
前述の通り「野田のさぎ山」として有名な地で、「さぎ山記念館」はサギの歴史を後世に伝える記念館です。サギの剥製や歴史・地域の自然を学ぶことができる様々な展示を見学できます。
営業時間:9時~17時
休館日:年末年始
入館料:無料
こんな人におすすめの公園
公園内の「芝生広場」は開放感ある場所で、走り回ることができます。さらに「アスレチック広場」には少なからず遊具が設置され、お子様にもお勧めできる公園です。
こんな人にはおすすめできないかも・・
園内は自然豊かなスポットではありますが、広大な場所とまではいえません。広大な自然を期待している場合は、隣接する「見沼自然公園」の方がオススメです。
まとめ
最寄り駅から少し遠いのがネックですが、園内の自然・記念館などで楽しむことができます。狭くなく広くなく丁度いい公園で、平坦な箇所が多く散策しやすいスポットです。
もし本記事を読んで興味が出た方は、ぜひ「さぎ山記念公園」を訪問してみてください。また隣接する「見沼自然公園」とセットで散策すると、より満足度が高まるでしょう。



コメント