【2026年6月完成】浦和駅西口の都市開発でどう変わるのか?何が建つのか?

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コラム 解説

2025年6月現在、浦和駅西口すぐの場所で「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」という聞いただけでは「一体何をやっているの?」となりかねない事業を行っています。

平たく言えば都市開発ですが、なぜ今都市開発をしているかなど詳しくまとめましたので参考にしてみて下さい。

 

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都市開発の場所~浦和駅西口すぐそば

都市開発に向けての工事は、さいたま市浦和区「高砂一丁目」・「二丁目」の一部で2025年現在進行中で行っています。

浦和駅西口から徒歩1分で行くことができる場所で行っていることもあり、皆さんの中には「何をしているのかな?」と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

再開発の理由~交通渋滞・環境悪化・建物の老朽化

浦和は東京のベッドタウンとなった結果人口が急増しました。それに伴い徐々に交通渋滞・環境悪化・建物の老朽化などの問題が浮き彫りになります。

そこで再開発を行い上記の問題点の解消を目指し、駅前をさらに活性化していくことを目的に現在の都市開発が進んでいくことになりました。

 

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2026年6月に工事完了~新たな施設の誕生

早い段階から計画案はありましたが、事業協力者の倒産などが起こり延期されなかなか始まりませんでした。ですが2022年になってようやく既存の建物の解体工事が始まります。

解体後に新たな建造物の工事が進み、現時点では何も問題が無ければ工事が完了してできあがるのが2026年6月とされています。

予定の建造物

都市開発により新たな建造物の工事の最中です。現時点で発表されている建造物の内容を紹介します。

フロア構成
地上27階・高さ約98.6メートルの建造物のフロアは以下のようになる予定です。

地下2階:駐車場

地下1階~3階:商業施設・オフィス

3~4階:公共施設(旧:市民会館うらわ→「Urawa U Hall(ウラワユ―ホール)」)

6階以上:分譲住宅(525戸・1~4LDK)

「市民会館うらわ」は、「Urawa U Hall(ウラワユ―ホール)」へ

「市民会館うらわ」は、さいたま市浦和区の文化・コミュニティの拠点として親しまれてきた施設です。しかし2021年から老朽化と耐震性の問題から閉館しています。

新型コロナワクチンの接種会場にも使用されるなど、地元の人は馴染みがある施設でした。

そんな中再開発に伴い2027年4月に新たな複合施設として、移転・再開館予定です。

市民会館うらわという名称で復活するわけではなく、市民投票で決定した「Urawa U Hall(ウラワユ―ホール)」という名称に変わります

この名称は「浦和」の頭文字の「U」、英語の「You」を意味する「U」、「遊」の音読みも掛け合わせた「U」。「U Hall」「You Hall」「あなたのホール」という思いを込め名づけられました。

(参照URL:https://www.city.saitama.lg.jp/004/005/005/p118292.html)※外部サイトに移動します

商業施設~テナント募集中
低階層に商業施設を設けることで、地元の人・離れたところから訪問する人が集まる場所を目指しています。現時点では飲食・物販・サービスなど多様なテナントの出店が見込まれます。
2025年5月時点でテナント募集が既に開始されており、今後の発表で具体的な店舗名などが明らかになる予定ですのでもうしばらく待ちましょう。
住宅部分~URAWA THE TOWER
6階以上は分譲住宅となり(525戸・1~4LDK)、「URAWA THE TOWER」という名称で計画中です。
建物入口から駅徒歩1分という好立地が特徴で、2026年完成予定ですが2027年までに変更の可能性があります。幅広い間取りが用意される予定のため、老若男女が利用しやすい住宅になるはずです。

新しくうまれる街区~浦和カルエ

再開発事業により誕生する新しい街区全体の名称が、「浦和カルエ」と2025年2月に正式発表されました。

カルエという名前は何なのか?と疑問がわきますが、「culture(文化)」と「education(教育)」を組み合わせた造語とのことです。

これまで培ってきた浦和の文化は決して壊さず、加えて新たな文化を発信できるように願って名づけられ、地域活性化に結び付くことを願います。

 

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課題~住民の駅へのアクセスが不便になる?

現在再開発中の南側に住んでいる人が浦和駅に行く場合、交差点を経て道路を渡っています。

しかし再開発工事により駅方面への道が減り、駅への横断歩道の廃止も検討されています。そのため住民からは「西口へのアクセスが面倒になってしまう」との声が上がっています。

人が集まる場所を作る際は避けられないことかもしれませんが、数分で駅へ行けたのにそれが出来なくなる可能性は住民にとって死活問題です。

まとめ

浦和駅西口が生まれ変わる。どのような景観になるか不安ですが、埼玉県民として今まで以上に浦和に人が集まる場所へ変貌を遂げて欲しいです。

また近隣住民からも県外の方々からも愛される場として、浦和の新たなシンボルになって浦和の価値をさらに高めてくれることを願います。

 

 

 

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