埼玉県坂戸市には正式名称で「五千頭の龍が昇る聖天宮(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)」という、いまいちどんなところか想像できない場所が存在します。
訪問を検討している方もいらっしゃると思いますので、どのような魅力があるか以下で案内していきます。

目次
五千頭の龍が昇る聖天宮 の概要
聖天宮は日本最大級の台湾系の道教寺院で、道教の神々がまつられています。
「五千頭の龍が昇る聖天宮」の由来
恐らく皆様は「五千頭の龍」という名前は一体何なのか?と疑問に感じると思います。
聖天宮内には至る所に龍の装飾や彫刻が施されているのが確認でき、それらの龍の数が五千頭にのぼるため、そこから「五千頭の龍が昇る聖天宮」という名前になりました。
五千頭の龍が昇る聖天宮 の歴史
五千頭の龍が昇る聖天宮 の基本情報
定休日:なし
入場料:高校生以上500円/中学生250円/小学生以下無料
住所:〒350-0209 埼玉県坂戸市塚越51-1
TEL:049-281-1161
駐車場:あり
お手洗い(トイレ):あり
(参照URL:https://www.seitenkyu.com/guidance.html)※外部サイトに移動します
東武東上線の若葉駅の東口から、徒歩30~40分ほどの場所に位置しています。付近へ行くといきなり派手な色のお寺が見えてくるため、通り過ごすことはないでしょう。
五千頭の龍が昇る聖天宮 施設内
派手な色の聖天宮
受付で入場料を支払いまっすぐ行くと中庭があり、正面に本殿があります。
訪問してまず思うのが、全体的に派手な色をしているということです。日本の寺院や社寺は歴史を感じる色合いのため、決して派手な色とは言えないでしょう。
それとは違い聖天宮は、黄色・赤・緑などがの色が多く使われているため異国に来た気分になります。
装飾は遠目から見るだけでは分かりにくいですが、近くへ寄るとかなり細かいところまで作られていることが見てとれます。日本の社寺でも中々ここまで細かいところは、ほとんど見かけません。
空調の効いた屋内
中庭から四方を見渡して色鮮やかな光景を見ることができます。そしてその中庭の左右にそれぞれ空調の効いている部屋に入ることができます。
屋内は椅子が多く設置されているため、全体を見学して疲れた際には休憩場所として利用可能です。
また、台湾の商品が並んでいる自動販売機も設置されており、興味がある場合はどんな味か試してみて下さい。

階段で上っていく~鐘楼・鼓楼
聖天宮は基本全体的にほぼ平地のため、老若男女が見学しやすい環境が整っています。その中で唯一階段を上っていく必要がある場所が「鐘楼・鼓楼」です。
自動販売機がある屋内の部屋に階段があるので、そこから上ると楼にたどり着けます。
聖天宮の中で見学できる範囲では一番高い場所です(3Fくらいの高さ)。
そこからの景色は最高とはいえませんが、屋根の細かな装飾を間近で確認できるためそれを見学できるだけで上る価値はあります。
広々とした芝生が広がる~外苑
外苑は聖天宮入口の左手にあり、全体的に芝生で覆われ小規模な庭園のような佇まいをしたエリアです。
人工的な聖天宮とは対照的に、自然を感じることができる場所として息抜きすることができます。
ここでやるにはあまり似つかわしくないですが、太極拳大会などのイベント、コスプレ撮影などに利用されることもあるスペースになります。
こんな人にはおすすめの場所
こんな人はおすすめ出来ないかも・・
派手な色が受け付けない場合は楽しみが半減してしまいます。
気軽に数分で回れないため足を怪我していたり、筋肉痛であまり歩きたくない人は治してから訪問することをおすすめします。
まとめ
日本の寺社と異なり全体的に色合いが派手なため、新鮮さを感じるスポットです。全体を回り景観を楽しめ勉強もできるため、お寺に詳しくなくても満足できるでしょう。
拝観料500円と少々高く最寄り駅から距離があるのがネックですが、ぜひ一度訪れて見学してみて下さい。


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