埼玉県民であれば「吉見百穴」という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、県外の人からはあまり知られていないスポットだと思います。
今回は吉見町にある「吉見百穴」について案内しますので、埼玉で観光したい場合の選択肢に入れてみて下さい。
目次
吉見百穴の概要
「吉見百穴」は、6世紀末~7世紀後半というかなり昔につくられた横穴の墓群です。
1923年(大正12年)に国の史跡に指定され、現在横穴は219基確認されており、日本最大級の規模として知られています。
吉見百穴にある横穴は、かつて死者を埋葬するための墓として使用されてきました。
吉見百穴の基本情報
定休日:なし
入場料:中学生以上:300円/小学生:200円/小学生未満:無料
住所:〒355-0155 埼玉県比企郡吉見町大字北吉見324
駐車場:無料駐車場あり
お手洗い(トイレ):あり
(参照URL:https://www.town.yoshimi.saitama.jp/soshiki/shogaigakushuk/7/909.html)※外部サイトに移動します
吉見百穴の施設内
メインの吉見百穴
入場料を払い受付を済ませて進んでいくと、すぐ目の前に横穴が多数ある史跡が目に入ります。
百穴は見るだけでも満足できますが、のぼって全体を回り横穴に入ったり景色を楽しめる場所です。
吉見百穴の風景は神秘的で、ひそかにパワースポットとしても注目されています。
横穴は実際に入れるところもありますが、穴は大体1mくらいの高さのため大人の場合かがんで入ることになります。横穴に入るのが危険な場所にあるものがほとんどのため、入れる横穴はあまりないのが残念です。
吉見百穴は単純に見て見学するだけでも訪れる価値はありますが、階段をのぼって全体を回ることができるようになっています。
見晴らし台までは数分ほどでたどり着き、天候によっては近場の景色や遠くの山々を見ることが出来るでしょう。晴れていれば富士山も見える可能性があるため、ぜひのぼって確かめてみて下さい。
展示物も多数ある「吉見町埋蔵文化財センター」
吉見百穴の入り口右手にある建造物です。建物入口にはにわが数体置かれていてそこが目印になります。
施設内ははにわなど展示物がありますが、数は多くないため5分ほどあれば見終わる広さです。
また、体験学習として「勾玉づくり」・「はにわづくり」を行えるかもしれません。直接現地で受付するため体験したい人はその旨お伝えください。
その他の施設など
その他にも、お土産・食事が可能な「百穴発掘の家」があるため、全体を見学した後に寄ってみて下さい。近辺の名産などが置いてあるため誰かへのお土産として購入するのもおすすめです。
また休憩できるスペースが入口右にあるためそこで休むこともできます。
吉見百穴 おすすめの人
吉見百穴は本記事で記載した通り、国の史跡に指定されています。
考古学的・歴史的価値があるため、それをすぐ近くで見学できるため歴史が好き・史跡などに興味がある方は特におすすめです。
吉見百穴は こんな人はあまり楽しめないかも
まとめ
吉見百穴は駅から少々距離はありますが、自然に囲まれながらも歴史を感じることができます。
吉見町というあまり聞きなじみない町ですが、興味がある方はサクッと回れる吉見百穴をぜひ1度訪問してみて下さい。


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