さいたま市緑区にある、非常に自然あふれるスポットが「見沼自然公園」です。
「見沼自然公園」を観光などで実際に訪問してみたい方向けへ、本公園がどんな魅力があるのか以下で案内していきます。本記事を読んで、ぜひ訪問の参考にしてみて下さい。

目次
見沼自然公園 概要

「見沼自然公園」はさいたま市緑区にある、非常に広大な自然公園です。1994年に旧浦和市の市制60周年を記念して開園し、四季折々の植物を見ることができます。
「見沼」という大きな沼地が大規模な水田地帯となり、地域の歴史を伝える目的もありました。見沼の歴史・自然を体現し、現在に至るまで多くの方に愛されてきた公園です。
見沼自然公園 基本情報
休園日:なし
入園料:無料
駐車場:あり
お手洗い(トイレ):あり
住所:〒336-0973 埼玉県さいたま市緑区南部領辻4501
埼玉スタジアム線「浦和美園駅」から徒歩50分・JR「東浦和駅」から徒歩80分ほどの場所に位置しています。また「見沼代用水」をはさんで、「さぎ山記念公園」と隣接する公園です。

見沼自然公園 園内

「見沼自然公園」は全体が植物などの自然で覆われており、様々な生き物を間近で観察できます。
起伏はほとんどありませんが、場所によって足元が不安定・でこぼこしている場合があるため注意しましょう。

基本散策する際は通路を歩いていき、そこから園内の自然を肌に感じることが可能です。そんな園内にはどんな要素があるのか、主要なものを以下で案内していきます。
園内中央の修景池

見沼自然公園の修景池は、自然にあふれる公園といわれる所以を感じることが可能です。池は園内の中央に位置しており、毎年春~夏頃にはスイレンが咲き誇ります。

非常に開放的で、晴れていれば水面に雲などが映るところを見ることができるでしょう。自然が豊かな為様々な生物が確認でき、水鳥・昆虫・その他水生植物などを間近で観察できます。
生態系保持のため泳げる池ではありませんが、静かな池の周囲を散策して癒されてみてください。

芝生広場
園内北側にある「芝生広場」は、非常に開放的なエリアとなっています。池に隣接しており、広々した広場とその周囲は自然で埋め尽くされている空間です。
整備された芝生のため、シートを敷いてピクニック・自由に走り回るなどして利用することができます。

公園入口に近い場所には、見沼代用水の事業に尽力した「井澤弥惣兵衛(いざわやそべえ)」の像が設置されています。広場にポツンと設置されており少し寂しそうですが、彼の功績を称えているため確認してみて下さい。
園内南側の自然

池の南側は少し目立ちにくいエリアで、芝生広場や池の周囲に比べて人が少ないです。
木々が非常に多く日陰が多くできるため、夏場でも比較的快適に散策することができます。ですが夏場は虫が非常に多く、危ない虫がいないか周囲を確認してから利用しましょう。

「野鳥の池」と呼ばれる小さな池や、幅のせまい木道が設置されています。全体が暗く不気味な雰囲気は感じますが、園内で一番自然を感じるエリアのため興味がある方は立ち寄ってみてください。

こんな人におすすめの公園
公園内は「自然公園」に恥じない、多種多様な植物が育っているところを確認できます。
植物を間近で観察できるため、自然・植物が好きな方にはうってつけのスポットといえるでしょう。
公園や公園の周辺は自然に囲まれているため、多くの生き物が生息しています。池付近ではバードウォッチングができたり、水生生物を観察できるでしょう。
その他の場所でも全体的に多くの虫が生息し、園内南側では多くの虫を見つけられるでしょう。
こんな人にはおすすめできないかも・・
本公園は最寄り駅からかなりの距離があり、公園に向かうのが少し大変に感じる方もいるかもしれません。
公園の北側の入口は分かりやすいですが、それ以外の場所からどうやって園内に行けるか分かりにくいです。
公園ではありますが、園内に遊具が設置されていません。

隣接する「さぎ山記念公園」にはわずかながら遊具が設置されています。
どうしても遊具で遊びたい場合は「さぎ山記念公園」や、その他の公園を探しましょう。
まとめ
「見沼自然公園」は見沼の自然を肌で感じることができるスポットとなります。周辺環境も自然に囲まれているため、道中から地域の自然を感じることができるのが非常にありがたいです。
自然を感じたい方・観光目的の方などは、ぜひ「見沼自然公園」を訪問して癒されてみてください。また本公園の隣にある「さぎ山記念公園」も併せて訪問すると、より満足できるでしょう。



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