自然があり、遊具があり、芝生があり、お子様が安心して楽しめる公園は簡単には見つからないと思います。
今回紹介する「井沼方公園(いぬまかた公園)」という、さいたま市緑区にある都市公園はそんな方にぴったりの公園です。園内はどんな主要な要素があるのか、案内していきますので訪問の参考にしてみて下さい。

目次
井沼方公園 概要
「井沼方公園」は、駅チカで住宅街にある自然豊かな公園です。かつてこの地域が「井沼方村」と呼ばれていたことに由来し、昔から人々が多く生活する地でした。
2006年に井沼方は東浦和二丁目に編入されたため消滅します。ですが「井沼方公園」としてその名が残っており、今でも都市公園として地元の方々に親しまれる公園で間違いないです。
豊かな自然・遊具などの遊び場が合わさり、幅広い世代が利用できる丁度いい広さの公園といえるでしょう。![]()

井沼方公園 基本情報
休園日:なし
入園料:無料
駐車場:なし
お手洗い(トイレ):あり
住所:〒336-0926 埼玉県さいたま市緑区東浦和2丁目15-1
JR東浦和駅から徒歩5分ほどの場所に位置しており、公園のすぐ北側は武蔵野線が通ります。
井沼方公園 園内

園内は遊び場などは平坦な場所のため移動が楽ですが、公園西側にある丘方面は高低差があります。すぐ近くを武蔵野線が通り、園内を単純な通り道として利用する人もいるなど静かな中で散策は難しいです。
そんな園内には実際にどんな要素・エリアがあるのか以下で案内していきます。
園内で一番自然を感じる! 大間木調整池

「大間木調整池(おおまぎちょうせいち)」は、園内東側にある小規模な調整池です。
調整池のため、防災目的として大雨などの際に雨水を貯めて洪水を防ぐことができます。
近年は異常気象という言葉を耳にしますし、ゲリラ豪雨などが起こりえる状況なため、その際に重要な役割を果たす素晴らしい池です。

池や池周辺は自然に囲まれており、多くの植物が自生しているのを確認できるでしょう。植物の多さに比例して生物も多く確認できるため、生き物が好きな方はぜひ観察してみて下さい。
定期的に清掃を行っているためか、ゴミなどが落ちていなく常に清潔に保たれており、気持ちよく散策可能です。都心部には少ない緑を見ることができる調整池で、防災と素晴らしい景観で地域に貢献しています。

小さな丘
井沼方公園の西側には小さな丘があります。階段を登っていき丘の上に行くことが可能ですが、何か特別な施設などはありません。
公園を利用する方もあまり丘は利用していないため、その分園内の中では静かな環境で散策することができます。
小規模なため見るところも殆どなく、傾斜があり遊ぶにも危険なため気が向いたら登るくらいがいいでしょう。
お子様に人気の遊具

公園にはお子様の方々が楽しめる遊具がいくつか設置されています。複合遊具には滑り台含め様々な仕掛けがあり、思い切り体を動かす場としてぴったりです。
そのほかにもロープジャングルやスプリング遊具など、数は少ないですがお子様が楽しめる遊具が揃っています。遊具のある場所は開放的ではありますが、木々も多く夏場は日陰で休憩しながら遊びましょう。
開放的な芝生広場

遊具広場の近くには、開放感のある「芝生広場」が広がります。
芝生のためお子様が安心して利用することができ、シートを敷いてピクニックや軽く走る周るなどが可能です。広場の周囲は木々が育っているためその景色を楽しみながら体を動かすことができるでしょう。
お子様は当然としてご家族の方々も様々な目的で利用でき、地物と方々に愛されている広場です。
観察可能な、様々な生き物
「調整池」はフナ・オイカワなどの小さな淡水魚が多く見られます。
自然に囲まれた素晴らしい環境のため、カモ・カイツブリ・サギを始め、多様な鳥類も観察可能です。
自然に囲まれているため、特に夏場はトンボ類含め様々な虫が飛んでいます。危険な虫がいる可能性があるため、注意して散策・観察しましょう。
こんな人におすすめの公園
園内は遊具が設置されているため、地元に住んでいるお子様にはぴったりの公園です。
芝生広場でお子様と一緒に遊んだりでき、家族の絆をより一層深めることができるでしょう。
こんな人にはおすすめできないかも・・
園内は地元の方が訪問し、さらに東浦和駅へ行く際にすぐ近くを多くの方々が通ります。
公園のすぐそばに武蔵野線が通り、電車の音も間近で聞こえるため静かな環境で利用するのは難しいでしょう。
まとめ
井沼方公園は駅から線路沿いに行けば見えてくるため、迷う心配がなく訪問しやすい公園です。遊具や走り回るスペースがあり、かつ調整池の自然を感じることができるなど、多方面で満足できるでしょう。
広大と呼べるほど広くはないですが、地元の方・遠方の方も近くへ寄る際はぜひ1度訪問してみて下さい。


コメント