「イイナパーク川口」(正式名称:赤山歴史自然公園)は、「川口市」赤山にある自然あふれる公園です。
公園名だけでは実際にどのような場所か分からないと思います。そこで本記事で魅力的な箇所を紹介していきますので、訪問の参考にしてみて下さい。

目次
イイナパーク川口 概要

「イイナパーク川口」は園内全体が自然にあふれるスポットです。2018年に一部エリアが先行してオープンしたのち、2022年に公園全体がオープンしました。
地域の歴史・自然を活かし、様々な施設が建てられ老若男女が楽しめる場所として愛されています。
「イイナパーク川口」という愛称
「赤山歴史自然公園」が正式名称ですが、愛称の「イイナパーク川口」の名前が一般的になっています。
「イイナパーク川口」という愛称について、なぜこのような名前なのか疑問に思う方もいるかもしれません。
この地域は江戸時代に「伊奈」氏の拠点がありました。「伊奈」と「良いな」というプラスなイメージの言葉を合わせてできたのが「イイナパーク川口」という造語です。
「イイナパーク川口」は公募によって決定され、良いなと思えるような場所として愛されています。

川口ハイウェイオアシス
「川口ハイウェイオアシス」は2022年に開業した、首都高初のハイウェイオアシスです。
川口PA(パーキングエリア)と直結しており、「イイナパーク川口」と一体化しています。
イイナパーク川口 基本情報
休園日:12月31日・1月1日
入園料:無料
駐車場:あり
お手洗い(トイレ):園内各所にあり
住所:〒333-0825 埼玉県川口市赤山501-1
(参照URL:https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01120/035/iinakawaguchi/34754.html)※外部サイトに移動します
埼玉スタジアム線の新井宿駅から徒歩で15分ほどの場所に位置。一般道・高速道路利用の両方の車両で行くことができ、高速道路利用の場合は「川口ハイウェイオアシス」を利用します。
イイナパーク川口 園内

公園内は非常に広く数分では絶対に周ることができないため、ある程度時間に余裕がある場合に散策することをおすすめします。
広い敷地ですが門は複数あるため、入口を探すのに時間がかかる可能性は少ないでしょう。
全体的には平坦な道となっており、一部緩やかな坂はありますが傾斜はきつくないため安心して周れます。
園内の自然(植物)

園内の広大な敷地に、多種多様な植物が育っているのを確認することができます。広々とした散策路があるため、そこから間近で植物を観察することが可能です。
植物の保全のため立ち入りできない場所が一部ありますが、独自の生態系を楽しめるでしょう。
季節を変えて複数回訪問すれば、四季折々の植物を観察でき季節の移ろいを感じれます。
公園内の虫
公園内は多くの植物で覆われているため、虫にとって楽園のような場所です。そのため季節にもよりますが、夏場に近いと散策するだけで多くの虫に遭遇します。
草地・木々・池などの景観があるため、エリアにより異なる生態系を確認できるでしょう。

さらに虫取り用の網・虫取りかごを貸し出しており、小さなお子様が虫取りを楽しむことができます。
スズメバチのような危険な虫がいる可能性もあるため、長袖長ズボンが好ましいです。

小さなお子様向け 遊具エリア

北門から入ってすぐ左手にあるのが遊具エリアです。大規模な場所ではありませんが、お子様に人気のすべり台・スプリング遊具などが設置されています。
開放的なエリアですが夏場は日差しで熱くなる可能性があるため、注意して利用しましょう。
フワフワドーム

北門から入って右手に少し進んだ場所にあるのが、白い色の「フワフワドーム」です。3歳~小学生のお子様限定ですが、トランポリンを屋外で楽しむことができます。
屋外のため天候によっては利用ができない可能性がありますので、あらかじめ了承のうえで利用しましょう。
屋外のため開放感ある中で利用できますが、必ずルールを守って思い切り体を動かしましょう。
2つの池
園内には「水鳥の池」・「とんぼ池」という名前の池があり、様々な生き物の生息場となっています。
「とんぼ池」は西門付近にあり、池の周りが植物で囲まれているため、あまり池を見れる場所がありません。

園内中心付近の「水鳥の池」は植物で遮られている場所はありつつ、池を観賞しやすい箇所はあります。池付近は独自の生態系を観察できるかもしれませんので、訪れたらぜひ確認してみて下さい。
屋内施設
地域の展示を見学可能 歴史自然資料館

北門から入ってすぐの場所にあるのが「歴史自然資料館」で、地域の歴史・文化などの展示を見学可能です。期間限定で様々なイベント等も行い、来場した方が飽きない工夫を行っています。
開館時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合直後の平日)・年末年始(12月28日~1月3日)
入館料:無料
(参照URL:https://www.kawaguchi-bunkazai.jp/shiryou/index.html)※外部サイトに移動します
地域物産館

「地域物産館」は、地域の産業・農業を広めることを目的とした施設です。ランチのできるラウンジや展示ホールがあり、気軽に利用することができます。
施設の貸し出しも積極的に行っており、地域のPRになることを条件として利用することが可能です。スタイリッシュな建物の外観をしており、近代的なデザインのため非常に興味をそそります。
屋内遊び場 ASOBooN(アソブーン)

「ASOBooN(アソブーン)」は川口ハイウェイオアシス側にある、関東最大級の遊び場です。
広い施設内でお子様が思い切り遊ぶことが可能で、多彩なエリア・遊具を利用することができます。
営業時間:平日10時~17時・土日祝10時~18時
定休日:火曜日
利用料金:大人1名+子ども1名1500円/追加で大人600円・子ども900円
時間制限:平日は無制限/土日祝は2時間30分
受付:平日は店頭で受付/土日祝はオンライン受付・整理券配布があり
(参照URL:https://www.kawaguchi-highwayoasis.com/asoboon/)※外部サイトに移動します
混雑状況によっては利用制限がある可能性がありますので、あらかじめご了承願います。
レストラン・カフェ・売店 スペース

川口PAすぐの場所にある屋内施設となっています。食事や休憩できるスペースとなっており、時間があいたら寄ってみて欲しい場所です。営業時間は7:00〜21:00となっています。
「衎衎亭(かんかんてい)」では券売機で食券を購入し、様々なメニューを注文できます。ラーメンやカレーなど老若男女が利用できるでしょう。

それ以外にも食事とまではいかないまでも、カフェで飲食もできます。地域のお土産の購入も可能なため、公園を訪問した際はぜひ寄って、くつろいでほしいです。
こんな人におすすめの公園

園内は全体が豊かな自然で囲まれています。間近で様々な植物を観察することができ、自然散策などをしたい方には間違いなくぴったりの場所です。
実際に訪問してみて四季折々の植物を観察してみて下さい。
一般道・高速道路を利用する人が立ち寄ることが可能なスポットになっています。
施設内で小休憩が可能ですし、くつろいで時間をつぶしたい人にはピッタリの場所です。
園内は非常に開放感があり、風が心地いいスポットです。
季節によって植物が視界を遮る箇所もありますが、広場などは特に開放感を感じることができるでしょう。
こんな人にはおすすめできないかも・・
公園内は多くの植物であふれており、そのぶん多くの虫が生息しています。
季節にもよりますが、夏場に近いシーズンですとハチなども飛んでいるため十分注意して利用が必要です。
園内は広い敷地の中に様々な施設が建っており、散策するのに時間がかかります。時間に限りがあったり、気軽にサクッと周りたい人にはあまり向かないかもしれません。
施設などを利用すると1日中楽しむこともできるスポットのため、それを理解の上で訪問しましょう。
まとめ
「イイナパーク川口」は自然に囲まれながらも、気軽に訪問しやすい環境が整う施設・公園です。敷地が広いためお気に入りの場所を探してみるのもいいでしょう。
もし本記事を読んで興味がでた方は、ぜひ1度訪問して楽しんでみてください。



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