越谷市にある「キャンベルタウン 野鳥の森」について、野鳥がいるのかな?とイメージはできるかもしれません。ただ施設名だけでは「どんな施設か完全にはわからない!」と感じる方もいらっしゃると思います。
そこで今回「キャンベルタウン野鳥の森」について詳しく案内していきますので、訪問の参考にしてみて下さい。
目次
キャンベルタウン野鳥の森 概要
「キャンベルタウン野鳥の森」は、オーストラリアにある「キャンベルタウン」と越谷市の姉妹都市を記念して、1995年につくられました。
大きなバードゲージが設置されていてゲージ内では放し飼いの鳥も多くいるため、自然に近い状態でのびのびと鳥が飛ぶ姿を確認でき、じっくり観察することができます。
キャンベルタウン野鳥の森の基本情報
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)・年末年始(12月29日〜1月3日)
入園料:高校生以上100円/小中学生30円/未満無料
住所:〒343-0008 埼玉県越谷市大吉272-1
駐車場:大吉公園駐車場を利用可能
お手洗い(トイレ):あり
(参照URL:https://yacho-nomori.kosi-kanri.com/)※外部サイトに移動します
JR北越谷駅の東口から徒歩40分・JR大袋駅東口から徒歩40分の場所です。新方川が野鳥の森のすぐ西側を流れており、近くに行けば大きなバードゲージが視界に入ってきます。
すぐ北には「大吉調節池公園(おおよしちょうせつちこうえん)」というスポットもあるため、併せて訪問すると満足度が高くなるでしょう。
野鳥の森の施設内~バードゲージ外とバードゲージ内
バードゲージ外~ワラビーとエミューを見学可能

入口で受付し、入園料を支払うと入ってすぐはバードゲージ外です。
バードゲージ内はお手洗いがなく、バードゲージに入る前に入り口左手にお手洗いがあるため事前に済ませておきましょう。
バードゲージ内が本番!と考えている方もいらっしゃると思いますが、バードゲージ外では動物園の散策の要領で、2種類の動物を見学できます。
①ベネットアカクビワラビー
ワラビーという動物は、見た目はカンガルーに似ていますが、カンガルーより小型の種を指しています。大きな後ろ足と長い尾も持っていて、カンガルー同様後ろ足で跳躍します。
オーストラリアのタスマニア島の森林地帯に生息し、首から肩にかけて赤褐色の毛が広がります。
②エミュー
エミュー物は、オーストラリアに生息する飛べない鳥で、ダチョウに次いで世界第2位の大きな鳥です。飛べずとも代わりに鋭い爪を持ち時速50kmで走行可能で、雑食なため様々な環境に適応できる鳥となっています。
エミューとワラビーはゲージ内を見た後に戻ってくるため、混雑状況によっては後にまわしても問題ないです。
日本最大級のバードゲージ内~多くの鳥を見学可能
・観察可能な多くの鳥は、檻に入っている鳥と放し飼いの鳥に分かれる。
・歩き回るだけなら2分あれば一周できる広さで、じっくり鳥を観察しながら回っていくと30分~1時間ほどかかる。
・ロープ内は立ち入り不可。ただし放し飼いの鳥はロープ外から急に通路に入ってきて想像の斜め上の自由度(足元に鳥から寄ってくることもありますが、攻撃はしてこないです)。
・階段でのぼる高台があるため、飛んでいる鳥を上から観察可能。
ゲージ内では様々な野鳥を確認できます。色々案内したいですが実際に訪問してご自身の目で観察してほしいため、一部だけゲージ内の雰囲気・鳥を紹介します。




再びバードゲージ外へ~全て見終わったら出口へ
ゲージ内を見終わるとゲージから出ますが、施設外に放し飼いの鳥が出ては大変なため逃げないよう次のように手順を踏みます
1、鳥が入らないよう注意し初めの扉を開けて中に入る
⇓
2、鳥が扉の中に入ってきていないか入念に確認する
(※万が一扉を開けた際入ってしまった場合、二つ目の扉をあけると施設外に鳥が出る可能性があり、スタッフ呼び出しできるため対応してもらいます)
⇓
3、二つ目の扉をあけてバードゲージ外へ
バードゲージ外に戻るため、再度ワラビーとエミューをじっくり観察できます。
そしてもう観察し残しがないなら、入口のところに出口もあるため満足して出ていきましょう。
こんな人におすすめの施設
・野鳥を間近でじっくり観察したい
・園内はそこまで広くないため、時間をかけず気軽に立ち寄りたい
・入園料は100円という安さで、高い金額を支払いたくない人
・足腰が弱くても自分の足で回りたい人(高台以外は平地のため)
こんな人にはおすすめできないかも・・・
・放し飼いの鳥もいて想像以上に近くへ来るため、接近せずに鳥を観察したい
・入園料100円も支払いたくない・無料で散策したい
・動物園レベルの、とにかくたくさんの種類をみたい
まとめ
園内はお子様だけでなく大人も楽しめる施設となっており、大人だけで訪問しても全く恥ずかしくないです。また、坂は無く高台以外は平地のため老若男女楽しめるでしょう。
施設内は広いとはいえませんが観察に集中できる環境づくりができていて、100円という値段で密度が高い施設のためぜひ一度訪れてみて下さい。




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