「越谷梅林公園(こしがやばいりんこうえん)」は越谷市にある、自然豊かな公園です。
梅の木々を観察したい方には必見のスポットのため、園内はどんな魅力があるのか以下で案内していきます。

目次
越谷梅林公園 概要

越谷梅林公園は公園名の通り、梅の木が魅力的な公園として有名です。園内には約40種・300本ほど梅の木が育っており、間近で観察することができます。
かつて公園付近の地域では梅の生産を行っていましたが、梅林などの自然が減少していました。
ですが梅の木を残したいという声も存在したため、越谷市が公園として整備を進めていくことになります。そのような経緯で1988年に「越谷梅林公園」が開園しました。
開園から現在に至るまで、地域の方々を中心に愛されている憩いの場へと成長した立派な公園です。

越谷梅林公園 基本情報
休園日:なし
入園料:無料
駐車場:あり
お手洗い(トイレ):あり
住所:〒343-0021 埼玉県越谷市大林203-1

東武スカイツリーラインの北越谷駅から徒歩で20分ほどの場所に位置しています。すぐ西側には元荒川が流れているため、川沿いに行けば見落とす可能性は低くなりそうです。
越谷梅林公園 園内
季節にもよりますが、園内は見渡す限り植物の緑色の景色を楽しむことができます。全体的にほぼ平坦な公園のため、老若男女が散策しやすい環境が整っている公園です。
そんな園内にはどんな主要な要素・エリアがあるのか、以下で詳しく案内していきます。
園内に点在する 梅の木

公園のシンボルの梅の木が園内を覆っており、例年2月下旬~3月上旬が見ごろとなります。40種・300本の梅の木を見ることで季節の移ろいを感じることができるでしょう。
梅について詳しくなくても、園内の木々に表示があるため何の品種かわかるようになっています。
見ごろのシーズンでなくても緑色の木々を観察できるため、訪問して損はないです。
梅の木を観察できる 散策路

梅の木々やその他植物を間近で観察することができるように、園内には散策路が整備されています。散策路は人が行き来するのには十分な幅があるため、ベビーカーを押しながらでも散策可能です。
梅の木々がつくる影の下を歩くことができ、日ごろの疲れを癒すことができるでしょう。
夏場に近いシーズンは虫が多く飛んでいるため、虫よけなどをした方が散策に集中できるかもしれません。
児童広場

園内の北側には遊具が設置された場所があり、お子様が思い切り楽しむことが可能です。
広場は砂地となっており、高木が多いため夏場でも快適に遊べぶことができます。

定番のブランコ・シーソー・鉄棒などが設置されており、緑に囲まれた中で体を動かせるでしょう。
数は少ないですがベンチもあるため、疲れている場合などは休憩することもできます。
開放感ある 芝生広場
散策路の内側が芝生広場になっているエリアがあり、開放感がある場所となっています。芝生広場から360℃見渡すことができ、圧倒的な景色を楽しむことができるでしょう。
芝生のためお子様でも安心して利用できますが、木陰がほとんどないため長時間滞在するのは厳しいです。
こんな人におすすめの公園
梅林公園という公園名にある通り、多くの植物を園内で散策しながら観察できます。
散策路が設けられており間近で植物を観察することができるため、日常を忘れてのんびりできるでしょう。
園内には数は少ないですが、シーソーやブランコなどの遊具が設置されています。自然に囲まれた中で体を動かしたいお子様は、特におすすめのスポットです。
こんな人にはおすすめできないかも・・
公園内は梅の木やその他植物が多く自生している、自然にあふれた公園です。
そのため多くの虫がすみついており、近年は温暖化で冬に近いシーズンでも油断はできません。
園内には遊具のある広場などはありますが、そこまでスペースは広くないです。
散策路も走ったりする場ではないため、気にせずに園内を走り回りたい場合は別の開放的な公園を探しましょう。
まとめ
梅の木々を見ごろのシーズンに観察して、その素晴らしい景色を堪能できるスポットです。
それ以外のシーズンでも多くの植物を観察できるため、四季折々の植物を間近で観察するためにぜひ1度訪問してみて下さい。


コメント