異なる2つのゾーンで楽しめる!富士見市の【難波田城公園】

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埼玉県の観光スポット

埼玉県富士見市にある「難波田城公園」という公園について、あまり知らない方が多いかもしれません。中には初めて名前を聞く方も多いと思いますし、今回は「難波田城公園」がどんな場所なのか案内していきます。

 

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難波田城公園の概要

「難波田城公園(なんばたじょうこうえん)」は、埼玉県富士見市にある歴史公園です。

中世の難波田氏の「難波田城」の跡地を中心に、貴重な文化遺産の保存と活用のため2000年に開園しました。現在の公園では発掘調査をもとに戦国時代の城郭構造が復元され、地域の歴史を伝える資料館も設けています。

難波田城公園は、歴史と自然、地域文化が一体の場として、多くの人に親しまれている公園です。公園は大きく「城跡ゾーン」と「古民家ゾーン」の2つに分かれています。

難波田城公園の基本情報

開園時間:午前9時~午後6時(4月1日~9月30日)/午前9時~午後5時(10月1日~3月31日)
定休日:なし
入園料:無料
お手洗い(トイレ):あり
駐車場:あり
住所:〒354-0004 埼玉県富士見市下南畑568-1
(参照URL:https://www.city.fujimi.saitama.jp/madoguchi_shisetsu/02shisetsu/shiryoukan/nanbatajo/riyou-annai.html)※外部サイトに移動します
東武東上線のみずほ台駅東口から徒歩45分・東武東上線の柳瀬駅東口から徒歩45分ほどの場所あります。

旧住宅を復元した 「古民家ゾーン」

園内西側の「古民家ゾーン」は、明治初期に建てられた文化財の「旧金子家住宅」・「旧大澤家住宅」を復元。

穀蔵・文庫蔵・納屋などの付属屋も新築し、かつての富士見市の農家の風景が再現されています。また、昔遊びも体験できるためお子様だけでなく大人まで楽しみながら歴史文化を学べるゾーンです。

旧金子家住宅~歴史や暮らしを感じられる文化財

もともと富士見市水子地区にあった民家で農家のかたわら油商も営んでいたため商家の造りも兼ね備えています。木造平屋建てで、商売もしていたため土間や帳場など商家らしい間取りを見ることができます。

庭にはコマや竹馬などの昔遊び道具が置かれ、昔遊びをしてなつかしさに浸れます。旧金子家住宅は、富士見市の歴史や暮らしを身近に感じられる貴重な文化財としての役割を持つ重要な住宅です。

旧大澤家住宅~伝統的な民家建築を知れる文化財

「旧大澤家住宅」は、もともと市内東大久保に建てられていた村の有力者の家で1871年に建築されました。

木造平屋建てで、当時の民家としては非常に大規模な造りをしています。式台と呼ばれる格式ある玄関や奥座敷など、名主宅ならではの高い格式と役宅が特徴です。

式台:玄関の上がり口に設けられた一段低い板敷きの部分。客を送り迎えする際に礼をする・上がり口に昇る際の踏み台・靴を履くときの腰掛けなどで使われました。

日本の伝統的な古民家建築の技術(小屋組み、土壁、茅葺屋根、畳など)がよくわかる建物になっています。

小屋組み(こやぐみ):屋根を支えるための骨組み構造のこと。屋根の重さ・積雪・風圧などの重みを安全に柱に伝え、建物全体を安定させる役割がある。
茅葺屋根(かやぶきやね):植物の茎を束ねて覆う伝統的な屋根構造。

「旧大澤家住宅」は2000年に難波田城公園内に移築され一般公開されています。「旧大澤家住宅」は、地域の歴史や伝統的な民家建築を知るうえで貴重な文化財です。

ちょっ蔵くら(売店)

「ちょっ蔵(ちょっくら)」は名前だけではわかりにくいですが、売店・地域交流施設です

地元農家の新鮮な野菜やアイス・お菓子・グッズなどを販売しています。園内散策中に気軽に立ち寄れる休憩スポットとして親しまれている場所です。

ちょっ蔵 基本情報
営業時間:午前10時30分~午後3時30分
営業日:(3~7月、9-12月)火木土日祝(休館日を除く)/ (1~2月、8月)土日祝(休館日を除く)
特定の休業日:12月25日頃~1月7日・8月13日~15日・春分の日・秋分の日

難波田城公園の園内 城跡ゾーン

園内東側の発掘調査や古城図をもとに戦国時代の難波田城の曲輪(くるわ)・水堀・土塁などを復元したゾーン

曲輪:城を構成するために土塁や石垣、堀などで区画された一区画。城の防御やの拠点となる平場。

水堀には花菖蒲や睡蓮などの湿性植物が植えられ、四季折々の景観が楽しめるでしょう。水堀はよく観察するとコイなどの魚がのどかに泳いでいるのを確認できます。

正面入口には「追手門」、本城入口には「本城門」が復元され、いずれも冠木門(かぶきもん)形式です。

冠木門形式:日本の城や屋敷で古くに用いた、2本の支柱の上に1本の冠木を渡しただけの簡素な門。

かつて三重の堀と土塁に囲まれた平城で、攻めづらい構造やS字型の通路など当時の防御の工夫も体感できます。古民家ゾーンに比べて、より自然を体感出来るのが大きな特徴です。

気になったのは、私が訪問した際水堀で水の上に枝葉がかなり浮いていました。全体的に手入れはされていますが水面に浮かぶ枝葉が放置されていて、そこだけ少し不満でした。

歴史を学べる 資料館

公園の中央に位置し、2つのゾーンのちょうど中間に位置するのが資料館です。「難波田氏」や「難波田城」、富士見市の歴史を展示パネルや資料・模型などでわかりやすく紹介しています。

富士見市の歩みを学べ、展示自体は少なくすぐ見終わるため気軽に見学できるでしょう。

資料館 基本情報
営業時間:午前9時~午後5時
休館日:月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日(土曜日曜祝日を除く)・年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料

難波田城公園まつり

「難波田城公園まつり」は、毎年6月の第1日曜日に開催されるまつりで、多彩なイベントが行われます。

参加者が本物の鎧を着て行進、富士見太鼓など伝統芸能発表、昔体験コーナー などを体験可能。模擬店も例年出店されるなど、毎年盛り上がりをみせています。

難波田城公園まつりは、歴史体験と地域交流を同時に楽しめる地元の方に特に人気の祭りといえるでしょう。

こんな人におすすめの公園

歴史や文化に興味がある人
難波田城公園は中世の「難波田氏」の居城跡を整備した歴史公園です。
2つのゾーンと資料館で富士見市の歴史や文化を学習・体感できるスポットとなっています。
無料で楽しみたい
園内・資料館ともに入園料無料のスポットです。
お金をかけたくない方もいらっしゃると思いますが、無料で園内を見学できるのはありがたいでしょう。
自然を間近で感じたい人
「城跡ゾーン」の水堀は、水中でコイがのんびり泳ぐところを観察できます。
そして緑に囲まれ自然を体感でき、その中で散策したい人であればおすすめできる場所です。

こんな人にはおすすめできないかも・・・

アクセスや利便性を求める人
「難波田城公園」は最寄り駅から距離があり、駅から向かうのが少々大変です。
公共交通機関の利用に不慣れな人や歩くのが苦手な人には、不便に感じるかもしれません。
遊具などで自由に遊びたい
園内では昔あそびはできますが、古民家の庭の限られたスペースのみで行えます。
遊具などなく、自由に走り回れる場所ではないため、そのような行為をしたい場合は別の公園を探しましょう。
最新のものを求める
歴史公園でかつての生活を復元して自然や古民家体験ができる公園です。
最新の家のつくりなどを体感できる場ではないため、事前に知っておきましょう。

まとめ

2つのゾーンの特徴がはっきりしているため、訪問した際に二重に楽しむことが出来ます。

園内も見学だけであれば1時間ほどで資料館含め全体をまわることができ、壮大な時間はかかりません。

ここ単独の訪問でもいいですし、近くには同じ富士見市の水子貝塚公園もあり一緒に訪問を検討してみて下さい。

 

 

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