さいたま市南区にある「浦和記念公園」という、何が記念なのかよくわからない公園があります。この公園は浦和競馬場のレースする場所の内側が公園となっている、非常に珍しい公園です。
園内はどんな魅力があるのか以下で案内していきますので、訪問の参考にしてみて下さい。

目次
浦和記念公園の基本情報
定休日:競馬開催に関わる日以外に入園可能
入園料:無料
住所:〒336-0016 埼玉県さいたま市南区大谷場1丁目8-42
駐車場:なし
「浦和記念公園」に入園できるのは、競馬でレースなどが無い日に限られます。
JR「南浦和駅」東口から徒歩20分・「浦和駅」東口から徒歩20分ほどの場所に位置しています。

浦和記念公園の由来~記念事業の一環で開園
公園名に「記念」の文字が入っているため、何かの記念の公園ということは察することが出来ます。
名称の由来は、1940年に当時の浦和市が「紀元2600年記念事業」の一環として開園したことにあります。
浦和記念公園の園内
浦和記念公園への入り方
園内は「浦和競馬場」のコース内側にありますが、「そもそもどうやって行くの?」と疑問を持ちます。
園内への入口は東西南北の4か所にあり、初めての方はわかりにくいですが外周を回るとレース場へ入ることが出来るところを確認できます。

レースをする砂場を超えて楕円型の園内へ入っていきます。砂とはいえシートが敷いてあるため園内まで靴は汚れる心配をする必要はないです。
遊具は無いが、遊びまわれるスペースはあり
園内はレース場の中にあるためか、高さのある遮蔽物は存在しなく、そのため風をダイレクトに受けやすく、風が強い日は園内散策が大変かもしれません。
レース場内に遊具があるのも景観として変ですし、実際に遊具が無いため楽しめるのか不安になりますが、心配は不要です。

園内には広い芝生広場とグラウンドがあるため、ボール遊びをしたり、走り回ったり、ペットの散歩を開放的な公園で行うことが出来ます。
レース場の内側は思いのほか広く、一周するのに歩いて20分ほどかかります。競馬場内のため全体的に平地で、起伏がなく老若男女楽しむことができる公園といえます。
園内の川と調整池

緑もありますが、園内には中央を流れる藤右衛門川・浦和競馬場調節池で水を確認できます。
水害対策として整備されている調節池のため、いざというときに役に立ち、地域の安全にも貢献しています。
藤右衛門川はかつて浦和名物のウナギが獲れたことで有名で、地味ながら歴史を感じることができるでしょう。
浦和記念公園はこんな人におすすめ
こんな人は向かないかも・・・
まとめ
訪問する際は事前に園内に入れるかレースの日を確認してから訪問するのが少々面倒ですが、開放的な園内で様々な目的で楽しむことができます。
競馬場内の公園がどんなところか興味がある人は、ぜひ1度訪問して園内を散策してみて下さい。


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