長瀞は観光地として、埼玉県で大変有名なエリアです。
ですが長瀞にはどんなスポットがあるか?どこを観光すればいいか?疑問に持つ方もいらっしゃると思います。今回長瀞の訪問してほしい「岩畳」について案内しますので、長瀞観光の際に参考にしてみて下さい。

目次
長瀞 岩畳の場所について
秩父鉄道の長瀞駅から東へ行くと商店街があり、そこを抜けていくと階段が見えてきます。階段をおりていくと右側に岩畳があり、徒歩5分程で到着するため長瀞に行く場合初めに訪れて長瀞の空気を感じるのがおすすめです。
岩畳の概要
岩畳は長瀞町の長瀞駅すぐ近くにある、国指定の名勝・天然記念物です。巨大で平らな岩盤が約600メートルにわたって続き、その独特な景観が特徴的なスポットとして観光客に愛されています。
「結晶片岩」という8000万年前に海底に堆積した地層が地下20~30kmの深さで強い圧力と高温にさらされて変成した岩石でできました。
水平・垂直に割れやすい性質がある岩のため、時間をかけて畳のような平らな面や段差が生まれています。

岩畳の圧巻な景色
岩の連なり
岩畳は大変でこぼこしており、足のけがや筋肉痛などしている場合は無理に岩方面に行かない方が無難です。岩場へ行かずとも河原から景色を堪能できます。

そして岩の高低差もあるため、なるべく動きやすい服装のほうが全体をストレスなく回ることができます。

普段運動していないと岩を渡っていくだけでかなりハードですが、途中屋根のついた数人座れる休憩所のような場所もあり、疲れたらそこで休んでみるのもいいでしょう。
流れのある荒川
岩の連なりしかなければ正直スポットとして弱いですが、目の前を流れる荒川の景観を見るとようやく岩畳の真価を発揮します。

荒川は岩畳一帯で「瀞(とろ)」と呼ばれる深くて流れが穏やかな場所を作り出し、これが「長瀞」の地名の由来にもなっています。
岩畳の地形も荒川の流れで浸食を繰り返したことで、現在のような岩畳の地形が形成されました。
秩父赤壁(ちちぶせきへき)

秩父赤壁は、岩畳から荒川をはさんで対岸にそそり立つ大規模な絶壁で、その壮大な景観は「レッドクリフ」とも呼ばれています。長い年月をかけて岩壁が削られ現在のような崖が形成されてきました。
高さ約100メートル、幅約500メートルにも及び、訪問したらその絶景につい写真を撮影したくなります。
こんな人におすすめ!
荒川と岩畳、渓谷の絶景が広がっていて、特に夕方は青く美しい水面とともに写真映えするスポットです。
個人用でもSNS用の写真でも、記念に撮影したいなら必ず訪れてほしいスポットです。
こんな人には向かないかも・・・

まとめ
長瀞駅からすぐの場所のため、長瀞でどこに行くか迷ったらまずここを訪れてみて下さい。また秋のシーズンは紅葉を撮影することもできるため、興味がある方はぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
長瀞エリアでは他に有名な「寶登山神社」・「埼玉県立自然の博物館」などのスポットもあるため、併せて訪問するのもおすすめです。




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