「埼玉県立 自然の博物館」は、「長瀞エリア」の観光で訪れてほしいスポットの1つです。ですがどのような施設かご存じでない方も多いかもしれません。
そこで本施設がどんな魅力があるのか案内していきますので、訪問の参考にしてみて下さい。

目次
「埼玉県立 自然の博物館」 概要

埼玉県「長瀞町」の自然科学の県立博物館で、埼玉県の自然史・地質・動植物に関する展示の数々。「過去から未来へ埼玉3億年の旅」をテーマに、地域の自然や歴史をわかりやすく紹介しています。
1921年に「秩父植物鉱物標本陳列所」として開設され、1981年に「埼玉県立自然史博物館」として開館。2006年から現在の名称となり地元の方・観光客に愛されています。
1階に常設展、2階には企画展示やパネル展示があり、展示は1階部分が大部分です。

「埼玉県立 自然の博物館」 基本情報
休館日:毎週月曜(祝日・休日、GW期間、7・8月、県民の日は開館) /12月29日~1月3日
入館料:一般200円/高校生・大学生100円/中学生以下は無料
お手洗い(トイレ):あり
駐車場:あり
様々な展示がある 館内1階
「オリエンテーションホール」~導入エリア
「地学展示ホール」~地質の歴史を学ぶエリア
埼玉県最古の岩石や・約3億年前の最古の化石など、その時代の主な標本を展示しています。
そして秩父山地を形づくる、長瀞の観光名所の岩畳などに見られる地層・岩石から、埼玉の大地の成り立ちを解説する場です。
天然記念物コーナー
2017年に新設された常設展示エリアで、2016年に国の天然記念物に指定された「パレオパラドキシア化石6件」「クジラ化石3件」「秩父地域の露頭6件」を記念して作られました。
世界で9体しか発見されていない「パレオパラドキシア」の全身化石のうち2体の実物化石を展示しています。
かつて秩父に存在した「古秩父湾」の海を再現した動画を大スクリーンで上映、当時を映像で学べるでしょう。
生物展示ホール
埼玉を代表する森林に生息する動植物の姿を、高さ8メートルの大ジオラマで紹介している展示エリアです。
このエリアは他と雰囲気が少し異なり、森の中に入り込んだかのような空間演出のため常に薄暗くなっています。どこからか動物や鳥の鳴き声が聞こえるような演出もあり、展示を見るというより展示に入り込む感覚です。
その中で動物のはく製が至る所に設置され、リアルな雰囲気がでていて、動物好きにはたまらないと思います。
何の動物かわからなくても、動物名の書かれたボタンを押すと対象動物が光るしかけもあるのがありがたいです。
企画展示を行う 2階
2階は主に「企画展示室」として利用され、埼玉の自然に関するテーマで企画展を開催しています。2階部分は1階より見学範囲がかなり狭くサクッと見て回れます。
1階と2階の行き来は階段だけでなくエレベーターでも可能で、足腰に不安があっても安心して周れるでしょう。
動物・植物・地質など幅広く、掘り下げて紹介され、来た人が飽きない工夫も怠りません。
最新の企画展の展示内容については公式サイトで随時更新されるため、訪問する際に事前にチェック可能です。
こんな人におすすめの施設
こんな人にはおすすめできないかも・・・
まとめ
長瀞エリアではあまり目立たなく、名前も知らない方が多いスポットかもしれません。
自然を感じるスポットが長瀞に多い中、屋内で様々な展示で知識を身につける博物館はありがたいです。
本博物館に加え長瀞エリアでは、「岩畳」・「寶登山神社」などのスポットと併せて訪問してしてみて下さい。




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