埼玉県の吉川市と聞いて何かイメージをする方はいらっしゃいますか?イメージが無かったり、そもそも吉川市という名前を聞いたことがない方もいるかもしれません。
吉川市は実は「なまず」をシンボルとしており、今回は「江戸前回転寿司 沖寿司」の吉川店でしか味わうことができない「なまずロール」を紹介していきます。
なまず で有名な吉川市
埼玉県の東にある吉川市は「なまずの里」として知られています。吉川市は、大きな川に挟まれ古くから川魚料理で親しまれて、なまずはかつて家庭でもよく食べられていました。
現在は、市内の養殖場で地下水を使用し育ったなまずをふんだんに使用したグルメが数多く提供されています。
また、まちおこしの象徴として吉川駅前になまずの像を設置したりと、昔~現在にかけてなまずは切り離せない存在となっており市民にも愛されてきました。

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沖寿司吉川店の基本情報
営業時間:月水木金11時30分~15時00分、16時30分~21時30分/土日11時00分~22時00分(時間変更になっている可能性あり)
定休日:火曜日(祝日除く)。
住所:〒342-0042 埼玉県吉川市中野53−1
JR吉川駅から徒歩で20分ほどの場所に位置しています。すぐ隣には地元の人に愛されているスーパーマルサンがあります。
100円の回転寿司ではありません。訪問すると全体的に高く感じる人も多いと思いますので財布と相談して食事を楽しみましょう。
入店から料理が届くまで
通常の他の回転ずしのお店と注文方法とほぼ同じですが、大まかにまとめると次のようになります。
1、入店したら店員さんが席を案内してくれるため、指定された席に座る
⇓
2、席にタッチパネルがあるためそこから希望のメニューを選択し注文する
⇓
3、料理が出来たら店員さんが渡してくれる
とシンプルなため、初めての入店だとしても戸惑うことはないでしょう。注文して料理や寿司の種類・混雑具合によっては時間がかかるかもしれませんので、気長に店の雰囲気を味わいながら待ちましょう。
店内にはカウンター席も設置されているため、1人でも気軽に訪問できるのは大変ありがたいです。
淡白な白身魚なまずを使用した なまずロール
見た目が派手ななまずロール
「なまずロール」を税込310円という金額で食べることができます。 ※あくまで2025年3月時点での金額で、季節によって変動する可能性はありますのであらかじめご了承願います。
届いたなまずロールを見ていくと、なまずロールが4ロールお皿の上に乗っています。
全体的にマヨビームがかなり広範囲に多くかかっており、一目見ただけではわかりにくいですが甘たれも全体にかなりの量がかかっています。
マヨネーズが食べられない(アレルギーなど)方は、注文を控えた方がいいでしょう。
なまずを揚げたもの・大葉・のりをごはんでくるんでいます。形が崩れそうなのに全く崩れていないあたり流石だなと感じます。
マヨネーズの主張が強い、なまずロールの味
「なまずロール」という名前の通り、なまずがどんな味なのか?知りたい方が注文することもあると思います。私もなまず自体食べたことがないため、ワクワクしていました。
しかし、結論から言うと味わいたかった「なまず」の味がいまいちわからなかったです。
見た目でもマヨネーズが多くかかっていることがわかりますが、想像以上にマヨネーズの味が強くてマヨネーズが少し主張しすぎに感じてしましました。
マヨネーズほどではないですが、甘たれも味が濃いため肝心のなまずの味が少しわかりにくかったです。
なまずは白身魚で、何となくタラに近いような食感と味でした。タラより少し密度が高いように感じましたが、それ以外はタラとほぼ同じ食感だったため、なじみがある味で安心しました。
全体的に味は濃いですがとても美味ですし、マヨネーズ好きであればなおさら好きになる1品です。
なまずロールは注文してから時間がかかる
シャリにネタをのせる寿司とは異なり、なまずロールは提供するまで数々の工程があるのは予想できます。
なまずを揚げる・くるんでロールにする・マヨネーズと甘だれを全体にかける、という複雑な工程を行うため少々時間がかかります。
1度私は平日の昼に行きました。お客さんはあまりいませんでしたが、注文からなまずロールが届くまで20分ほどかかりました。
なまずを揚げて、お客さんがやけどしないように適度に冷ます必要があるため、時間がかかって当然です。それだけ1皿作るだけでも大変な なまずロールを提供していることに感謝しかありません。
まとめ
吉川店の他の寿司は、2025年3月時点で 一皿赤身が450円・サーモンが370円など価格が高いです。そんな中で手間のかかるなまずロールを税込310円で提供していてその安さは驚きです。
あまりなまずを食べたことがない方は、吉川店でぜひ「なまずロール」の味を堪能してみて下さい。
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