北本市のご当地グルメである「北本トマトカレー」について、あまり知らない方が多いのではないでしょうか?
本記事で「北本トマトカレー」についてまとめておりますので、北本市で食事する際は参考にしてみて下さい。

目次
老若男女に愛される 北本市
「北本トマトカレー」というグルメを知るにあたり、そもそも北本が何なのかよくわからない方もいらっしゃると思いますので、「北本市」について軽く触れていきます。
北本市は埼玉県のほぼ中央に位置し、自然と都市機能が調和した住みやすいまちです。
「北本自然観察公園」をはじめとして自然を感じることができるスポットが充実しています。
毎年11月に行われる「北本まつり」は、関東最大級といわれる「ねぷた」を見ることができる祭りです。
決して派手さがあるとはいえませんが、自然・食・イベントなど様々な魅力が詰まっていて、幅広い層が楽しめるのが特徴といえます。
歴史のある北本トマト
グルメ名にもある「北本トマト」についても予備知識として触れていきます。北本市特産の北本トマトは、1925年に輸出用種子の試験栽培から始まったトマトです。
現在の北本トマトは、安全・安心で甘みのある食感の良さが特徴で、北本トマトにちなんだご当地商品が開発されています。
長い歴史と伝統を持ち、味の良さと安全性にこだわったブランドトマトであり、地域の食文化や特産品開発にも大きく貢献しているトマトが北本トマトです。

北本トマトカレーの概要
2011年に誕生した北本トマトカレーの歴史
北本トマトをふんだんに使った北本トマトカレーは、コンテストで出品できるよう2011年に誕生します。
北本市が市制40周年を迎えた2011年に開催された「第9回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」という埼玉のご当地グルメのコンテストに出品し、北本トマトカレーは、見事初出場で初優勝を果たしました。

埼玉グルメ限定とはいえ一気に知名度もあがり、その後の様々なコンテストでも優勝したり入賞するなど輝かしいグルメに成長。
現在北本市の店では、それぞれ店の特徴をとり入れた北本トマトカレーを提供しており、北本に訪問すれば北本トマトカレーを食べることができます。
北本トマトカレーの特徴
料理についてとある条件を満たせば、北本トマトカレーと認められます。
3つの条件
1、ライスをトマトで赤くすること
2、ルー(カレーソース)にトマトを使用すること
3、トッピングにトマトを使用すること
(引用URL:https://tomato-curry.com/kitamoto-tomato-history)※外部サイトに移動します
この3つの条件を満たしていれば、各店舗でアレンジや個性を加えても立派な「北本トマトカレー」です。
それでは次の章で実際に提供している店の1つ「ラーメン専科めんや」さんの北本トマトカレーを紹介していきます。
「ラーメン専科めんや」さん
「ラーメン専科めんや」さんはJR北本駅の東口から、北へ徒歩15分ほどの場所にあります。

メインのカレーに加え、おまけでスープも添えられているのがありがたいです。
ライスは当然赤みがかっていて、色合い的には梅干しを細かくして混ぜたような風貌。トマトの皮が入っているにも関わらず、舌触り自体は白米とあまり変わらないのがうれしいです。
ルウにもライス同様トマトが練りこまれており、肉の小さな塊が舌に当たります。特徴的なサラダ部分はドレッシングがかかっていて、ルウとからめて味の変化を楽しむのもいいでしょう。
食べ終わりのほうだといつの間にか自然とルウとごはんとドレッシングが混ざっていて、これがかなりおいしいです。
実店舗以外で食べたい場合
北本の店舗でトマトカレーを食べる以外でも、レトルトやフレークのものも販売されています。北本トマトカレーで検索して実際に食べてみて、通常のカレーとどう違うか味わってみて下さい。
北本付近のお土産屋さんなどでも時々置いてあるのをみかけるため、値段は高いですが一度手に取ってみて下さい。
まとめ
北本では「ラーメン専科めんや」さん以外の店舗でも北本トマトカレーを提供している店があり、それぞれの独自のカレーを食べてみて味を比べてみるのもいいでしょう。
北本に行く用事がある場合何を食べればいいか悩んでいる方は、ぜひ名物の北本トマトカレーを食べてみて下さい。


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