「安比奈親水公園(あいなしんすいこうえん)」は、川越観光のエリアから離れた場所にある広大な公園です。名前も読みにくいし、そもそも名前すら聞いたことがない方も多いでしょう。
そこで今回は安比奈親水公園についてどんな場所か以下で案内しますので、訪問の参考にしてみて下さい。
目次
安比奈親水公園の概要
「安比奈親水公園」は、埼玉県川越市にある約18ヘクタールの広大な河川敷公園です。入間川沿いに位置しており、自然豊かな環境に運動施設や広場が整備されています。
安比奈親水公園の周辺は、かつて入間川の砂利採取が盛んだった地域。1925年には「西武鉄道安比奈駅」が開業し採取した砂利を運搬していましたが、のちに採取が禁止され安比奈線も営業休止となりました。
その後広大な河川敷は市民の憩いの場として整備され、現在の安比奈親水公園となりました。
安比奈親水公園の基本情報
定休日:なし
入園料:無料
駐車場:あり
住所:〒350-1173 埼玉県川越市安比奈新田 字下屋舗附140-1
JR笠幡駅から徒歩30分の場所に位置しており、公園の東側に入間川が流れているのが特徴です。![]()
開放的な安比奈親水公園の園内
園内は縦長の形をしており、全体的に物や遊具や遮蔽物がほどんどなく開放的です。
そのぶん風をダイレクトに受けることになり、風が強い日は少し移動が大変かもしれません。そんな園内の魅力的な要素を以下で紹介していきます。
広々とした広場

園内の広場は広大な芝生エリアになっており、キャッチボールやピクニックなどのレクリエーションができます。
家族連れやペット連れにも人気で、自由に走り回れるのが大きな特徴です。開放的な場所のため風をダイレクトに受けやすいですが、それを含めて楽しむことができるでしょう。
様々な運動施設

・テニスコート(6面)
・陸上競技場兼サッカー場(1面)
・野球場(2面)・ソフトボール場(2面)
これらの施設は川越市内在住・在学の方を中心に利用可能で、開放的な園内でできるのは気持ちがいいでしょう。
親水広場
安比奈親水公園の親水広場は、入間川の河川敷付近の自然豊かな水辺のエリアです。園内にある水路や池を利用した水遊びや自然観察が楽しめ、夏の水場は特にお子様たちに人気があります。
無料ドッグラン(一般犬・小型犬エリア)
サイクリングロード
園内を約22kmの舗装された「入間川サイクリングロード」が通っています。
公園内のサイクリングロード沿いに芝生広場などがあり、休憩したり園内で自然に戯れるのがおすすめです。
春には桜が咲くなど四季折々の花や、野鳥を楽しみながら走ることができます。![]()
園内から見ることが出来る入間川

園内の東側を入間川が流れており、川沿いの自然・自然豊かな河原の風景を身近に感じながら散策ができます。
南側からは植物が遮っており入間川を見ることが出来ず、北の方へ行けば川を間近に見ることが可能です。
入間川の恵まれた水源を活かした水路や池が園内に整備されており、本公園と切り離せない存在といえます。
小江戸川越花火大会
「小江戸川越花火大会」は毎年夏に開催される花火大会で、安比奈親水公園が会場になることもあります。
小雨決行で荒天の場合は中止となりますが、遮蔽物がほぼない開放感のある公園で花火を見るのに最適でしょう。
例年有料エリアも設けられ、より迫力ある花火を見学できます。
安比奈親水公園 こんな人におすすめの公園
こんな人にはおすすめできないかも・・・
園内は南北に広く、全体を散策するのには少なくても30分ほどかかります。
時間に制限があったり、気軽に訪問したい場合には適さない公園でしょう。
まとめ
公園としては管理されていて過ごしやすい公園ですが、やや殺風景に見えてしまうかもしれません。
ですが軽い運動や川に沿って歩きたい人はおすすめできる公園のため、興味がある方や近くに行く際は立ち寄って園内を散策してみて下さい。


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