「黒浜沼（くろはまぬま）」は埼玉県蓮田市黒浜にある、全体が自然に囲まれているスポットです。
場所名だけ聞いてもどんなスポットか想像できないと思いますので、以下で魅力を案内していきます。訪問する際にぜひ参考にしてみて下さい。
黒浜沼 概要
「黒浜沼」は埼玉県蓮田市の湿地帯で、全体的に広大な自然が広がっているスポットです。
1979年に「埼玉県自然環境保全地域」に指定され、2009年に「さいたま緑のトラスト保全地第11号地」に指定され、保全活動しています。
整備により多くの虫・野鳥などが観察できる、生き物の宝庫のような場所です。
都市部近い場所ながら豊かな自然と触れ合える、県内でも有数なスポットといえるでしょう。
黒浜沼 基本情報
休園日：なし
入園料：無料
駐車場：あり
お手洗い（トイレ）：なし
住所：〒349-0101 埼玉県蓮田市黒浜
JR蓮田駅から徒歩で40分ほどの場所に位置しています。周囲が住宅地のため少しわかりにくいですが、近くへ行くと黒浜沼の方向の書かれた看板が確認できるでしょう。
黒浜沼
「黒浜沼」は、散策路を抜けていくと見えてくる開放的な沼です。周囲の自然に加え沼の自然が合わさり、豊かな湿地・多くの生き物を観察できる場所となります。
一部エリアでは釣りが可能ですが、シーズンによっては虫が多く釣りに集中できないかもしれません。ここでは主に「マブナ」・「ブルーギル」などの魚を釣ることができるようです。
沼の周辺すべてでできるわけではなく自然保護が最優先のため、きちんとマナーを守って楽しみましょう。
沼まで行くことができるルートは限られており、沼を観察できる場所も多くありません。
植物で囲まれている関係上沼を1周できず、じっくり黒浜沼を見ることができないです。
黒浜沼周辺の自然
訪れていきなり「黒浜沼」へたどりつくわけではなく、周囲は植物で覆われています。
散策路が用意されており、そこを抜けていくとようやく黒浜沼へ行くことが可能です。
散策路の場所については、散策路の手前に地図がのっている看板があるためそこで確認できます。散策路の左右には大きな草が生えており視界を遮っているため、遠くから沼を確認できません。
進んでいくと多くの虫が飛んでおり、その場にとどまるとすぐ虫が自分の周りに飛んでくるでしょう。虫があまり好きではない・苦手な方は、夏場に近いタイミングで訪問すると地獄を見るかもしれません。
ですが生き物が多く確認でき、散策路を進んでいると生き物の鳴き声がよく聞こえてきます。耳をすまあせて生き物の鳴き声を聞いていると、より自然を感じることができるでしょう。
様々な生き物
「黒浜沼」は自然しかないといってもいいくらい、多くの植物で覆われています。そのため生き物の宝庫といっていいくらい様々な生き物を間近で観察することが可能です。
多く見かけるのが虫で、特にトンボ類などが多く観察できます。そのほかチョウ類・ハエ・カメムシ・テントウムシなどの虫を見ることができるでしょう。
沼付近は野鳥が多く観察可能でシーズンにもよりますが、カモ・モズ・サギ・ホオジロなどを始めとする多様な鳥をバードウォッチングできるでしょう。
季節によってカエルなども確認できますが、黒浜沼は自然が多い分危険な虫も多いため気を付けて散策する必要があります。
こんな人におすすめのスポット
こんな人にはおすすめできないかも・・
まとめ
「黒浜沼」は周囲が自然で覆われているスポットで、保全地のため非常によく管理されています。
夏場に近いシーズンは植物が元気に育ち、散策路などは自分よりも背が高いものも見れるでしょう。虫が多いのが難点ですが、自然を満喫したい方はぜ1度訪問してみてください。
同じ「黒浜」エリアでは「黒浜貝塚」などのスポットがあるため、併せて訪問するとより満足できるでしょう。
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