桶川市は「べに花」という花が有名で、それにちなんだ「べに花ふるさと館」という施設。どんな施設か知らない方・名前も聞いたことがない方も多いと思いますので、以下で魅力を案内していきます。

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桶川市べに花ふるさと館 概要
埼玉県桶川市の文化施設で、明治後期に建てられた民家を改築して作られています。江戸時代、桶川は山形に次ぐ全国2位の紅花生産地として栄えていました。
桶川市はまちおこしを目的に「べに花の里づくり事業」をスタートし、べに花ふるさと館として整備します。現在べに花ふるさと館は、桶川の紅花文化の歴史を現代に伝える拠点として築かれてきた施設です。
古くから染料などに利用された べに花(紅花)

紅花は古くから染料や化粧料の原料として利用されてきたキク科の一年草で、例年6月中旬~下旬が見頃です。「べに花」は原産地の中近東からシルクロードを経て、日本に伝わったとされています。
日本では安土桃山時代から江戸時代にかけて、代表的な染料植物として用いられました。べに花は古くからから現代に至るまで日本の歴史や文化に深く関わってきた植物といえるでしょう。
桶川市べに花ふるさと館 基本情報
営業時間:9:00〜21:30
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
入館料:
無料
駐車場:あり
お手洗い(トイ):あり
住所:〒363-0001 埼玉県桶川市加納419-1
(参照URL:
https://furusatokan.or.jp/)※外部サイトに移動します
JR桶川駅東口から徒歩40分ほどの場所に位置しています。
べに花ふるさと館 主要施設

館内は伝統的な建物と豊かな体験を通じ、「べに花」「ふるさと」の魅力を幅広い世代に伝える役割があります。
館内はあまり広くなく、貸しスペースは基本立ち入りしないため余計に狭く感じるでしょう。実際に施設内にはどのような場所があるのか以下で案内していきます。
入口手前
駐車場などがあり門を通って施設の中へ進んでいきますが、その前に見て欲しい場所があります。
スペースは狭いですが花壇や小規模な竹林があり、自然を一番感じることが出来る場所です。
ここで雰囲気を味わってから施設内へ足を踏み入れるとより満足できるでしょう。
食事以外で個人的に一番満足できる場所が、館内に入る前の花壇でした。自然が好きな方はここで散策するのもおすすめです。
母屋(おもや)
「母屋」は約100年前に建てられた民家を改築した木造2階建ての中心施設です。1階は食事処で、地元食材を使い「ふるさとの味」を提供しています(詳しくは後述)。
エリアは狭いですが、食事処のそばにお土産コーナーもあります。
2階の和室は会議や様々なイベントなど多目的に利用可能で、貸し切りが可能です。
母屋(おもや) 基本情報
営業時間:9:00〜21:30(食事処は午前11時~午後3時)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は営業)
母屋は桶川の自然と歴史を感じるやすらぎの空間で、文化・食を体験できる施設です。
長屋門
明治時代の母屋とともに残る歴史的建造物・歴史的な趣を残す門です。「長屋門」は門構えとともに、訪問する人になつかしさを感じさせる入り口となっています。
長屋門にある展示スペースのギャラリーでは、美術作品の展示や販売会などに利用されています。
工房棟
学習・ものづくりを実際に体験しながら、ふるさとの文化に触れることができる場です。陶芸・そば打ち・うどん打ち・染め物体験などを行っています。
子どもから大人まで楽しめる内容で、体験教室はイベントやサークル活動など幅広く利用可能です。
食事処

お腹が空いたら母屋1階の入ってすぐ左の食事処で食事ができます。
食事処の営業時間は11時~15時(ラストオーダー14時)で、月曜日が定休日です。
注文して料理が届くまで
食事処ではまず靴を脱いで下駄箱にしまい、お好みの席に着席していきます。
畳と椅子席の2種類あるため自由に選択できますが、椅子席は数が少ないため注意が必要です。
私は椅子席が好みですが、他の方々は畳を選ぶ方がほとんどでした。
机の上にメニューがあるため、選んだら注文ボタンで店員さんを呼んでメニューを注文します。
水はセルフになっているため、自分で注いで料理ができるまで待ちましょう。
長いお稲荷さん ふるさといなり
ここで注文可能な料理の中から「ふるさといなり」を紹介します。
通常お稲荷さんとは違い長いおいなりさんになっているため、迫力があります
1本が長いですが事前に店員さんへ、食べやすいように切ってもらうように頼むことが可能です。
ボリュームがあり1本でそこそこお腹は満たされますが、お腹いっぱいにはならないと思います。
複数本注文したり、他のメニューなどと一緒に注文するのがいいでしょう。
2025年1月に価格改定したようで、税込300円でした(現在は異なる可能性ご了承願います)。
うどん・そばを両方頼みたい人向け 合いもり
うどんとそばを両方頼みたい方向けへ、「合いもり」という両方味わえるメニューを注文可能です。
お盆にのった状態でつゆやわさび含め、うどんとそばを同時に持ってきてくれます。
そばは一般的なおそばに比べて少し細いですが、コシはきちんとあるため噛み応えがあり、つゆに入れてすぐ麺とからむのが嬉しいです。
うどんの麺は若干茶色がかった色のかなり太いうどんです。箸で持ち上げてみる1本が重量感があり、太い分本数自体は少ないですが、コシがものすごいあり噛むのが少し大変でしょう。
2025年1月に価格改定し、税込880円でした(現在は異なる可能性ご了承願います)。
うどんとそばはそれぞれ量は多くなく、大食いの方は両方食べても少し物足りないかもしれません。
食後の会計
食事を終えたら、当然ですが会計を店員さんへ持っていきます。
靴を履いてまっすぐ進んだところにレジがあり、そこで会計を行うことが出来ます。
こんな人におすすめの施設
歴史文化に興味がある
明治後期に建てられた古民家を改築した施設となっています。
昔ながらの暮らしや建築を体感しながら、館内を散策できるのが特徴の施設です。
体験づくりをしたい
陶芸・そば打ち・うどん打ち・染め物をはじめとするど多彩な体験教室があります。
子どもから大人まで参加可能なため、思い出を残したい・実際に体験したい人に最適な施設です。
食事したい
べに花など施設自体にあまり興味がない方もいるかもしれません。
館内の食事処では地元の食材を使った手打ちうどんやそばが人気で、入館料無料なため食事のためだけに訪問するのもおすすめです。
こんな人にはおすすめできないかも・・・
広大な べに花を見たい
施設名が「べに花ふるさと館」ですが、べに花の展示が少ないのが気になります。
広大なべに花の畑があるわけでもなく、べに花が大好きなら少しがっかりするかもしれません。
色々見学したい人
館内は正直あまり広くなく、母屋の食事処や貸しスペースは限られた場面でしか訪問できません。
そのため余計に狭く感じ、見学だけならすぐに全体を見終わってしまいます。
まとめ
べに花の名前がついている施設のため、もう少し「べに花」らしさを前面に出した方がいいなと感じます。ですが現時点でも歴史感じる施設・自然を体験でき、美味しい食事を楽しめる素晴らしい施設に違いはないです。
興味のある方・近くへ行く用事がある方など、ぜひ1度訪問してみて下さい。
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