「平成の森公園」という平成元年に計画したため名づけらた公園があります。ですが公園の名前だけでは、公園ということしかわからないでしょう。
どのような公園かあまりご存じでない方が多いと思いますので、公園の魅力を本記事で案内していきます。

平成の森公園 概要

「川島町」のほぼ中央に位置し、町名の由来でもある「川に囲まれた島」の自然と水をイメージした公園。川島町の自然と文化を象徴する公園で、スポーツや子どもの遊び場など多彩な楽しみ方ができる憩いの場です。
1988年国が提唱した「ふるさと創生事業」の一環として、川島町のコミュニティセンター周辺と一体化した公園として計画されました。
計画が決まったのが平成元年(1989年)だったことから、「平成の森公園」と命名されています。長い期間かけて整備が進められ、ようやく1996年にオープンしました。
多彩な施設が整備され、公園は町民の憩いの場として親しまれ、町内外から多くの人が訪れるスポットです。

平成の森公園 基本情報
入園料:無料
駐車場:あり(無料) 8時30分~21時00分
お手洗い(トイレ):あり
住所:〒350-0122 埼玉県比企郡川島町下八ツ林920
(参照URL:https://www.town.kawajima.saitama.jp/2224.htm)※外部サイトに移動します
自然観察と運動に適した園内
園内は自然に囲まれ、その中に運動できる環境が整う公園です。園内は実際にどんな場所か?主要なスポットを以下で紹介していきます。
公園の中心部にある広場で、中央に「時の塔」というシンボル像が建っているのが特徴です。ここは「水」と「時」をテーマにデザインされたため、水と時の広場という名称になっています。

公園全体に響きわたる鐘が設置され訪れる人々に印象的な時間の流れを演出。広場全体が日時計として設計されており、水の流れとともに時の流れを感じられる工夫が見られます。
水と時の広場は「時の塔」、日時計、水の流れなどが融合した、園内の象徴的なエリアです。

公園内にある自然豊かな池で、「水と時の広場」と一体の水辺の景観を演出、調整池としての機能も持ちます。
修景池は広々とした水面が広がり、周囲の自然や公園施設と調和した美しい景観を楽むことができるでしょう。
また、池の一部では古代蓮が群生し、例年6月中旬~7月中旬にはピンク色の花が咲き誇ります。花以外にもサギなどの野鳥カメなども見られ、自然観察にも適しているでしょう。
川島町のシンボルであり町の花でもある「ハナショウブ」約2500株が植えられた園です。木道が整備されており、春から初夏に咲く美しい花の間を歩きながらゆっくりと散策・鑑賞できます。
例年の見頃は6月上旬から6月中旬頃で、この時期には色鮮やかな花々が一斉に咲き誇るでしょう。公園の南東部に位置し、ハナショウブの開花時期は多くの方々で賑わい風物詩として親しまれています。

「ちびっこ広場」は公園南西側に位置する子ども向けの遊び場で、子ども連れの家族に人気のスポット。
ここにはロングスライダー・ターザンロープなどの大型遊具があるのが特徴です。大型遊具の隣には滑り台や小型遊具、スプリング遊具と小さな砂場があります。
周りにベンチが多数設置されており、座りながらお子様を見ることが可能です。広場の入り口付近には川島町のゆるキャラ「かわべえ」が立っており、写真スポットとしても人気があります。
「多目的広場」は園内にある主要な運動施設ゾーンの中心的な広場です。400mトラックと天然芝のフィールドを備えた場で、さまざまなスポーツに対応しています。
観客席も設置されており、多目的広場は川島町のスポーツ交流の拠点として重要な役割を果たしています。
全長約340mのバラのトンネルで、「日本一長いバラのトンネル」として有名です。
2005年に「川島誕生50周年記念事業」の一環として整備し、480株のバラが植えられています。
色鮮やかなバラのトンネルが訪れる人々を魅了し、複数箇所ある入口から自由に出入りしながら散策が可能です。例年の見頃は5月下旬から6月中旬頃で、見頃の時期に夜間ライトアップを行うこともあります。
ランニングコース
公園内を一周する約1kmの周回コースです。園内の「水と時の広場」を中心に巡るルートで、親水性の高い景観を楽しみながら走ることができます。
ジョギングやウォーキングに適した平坦で走りやすいコースで、健康づくりやリフレッシュに最適です。
こんな人におすすめの公園
こんな人にはおすすめできないかも・・・
まとめ
駅から距離がかなりあるため行くにはややハードルが高いですが、地元に1つあったら安心できる公園です。
あまり人がいないと思っていたら想像以上に活気に満ちていた公園のため、1度どのような公園か訪問・散策してみて下さい。


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