「埼玉県志木市」というとあまりイメージがなく、訪問スポットも出てきにくいかもしれません。
志木市でおすすめの「いろは親水公園」という、「新河岸川(しんがしがわ)」と「柳瀬川(やなせがわ)」の合流地点近くに広がる都市公園があります。
志木市でぜひ訪れて欲しいスポットで、魅力を以下で案内しますので参考にしてみて下さい。
目次
「いろは親水公園」の基本情報
TEL:048-456-5070
入園料:無料
営業時間:24時間立ち入り可能
駐車場:あり
駐輪場:あり
(参照URL:https://shikisai-partners.com/user-guide/)※外部サイトに移動します
東武東上線の志木駅東口から徒歩で21分ほどの場所に位置しています。志木市役所のすぐ南にある公園のため、市役所へ行く用事の帰りに寄ってみるのもいいでしょう。![]()
「いろは親水公園」の概要
園内は立地を生かし四季折々の自然を楽しめ、川沿いには多様な生物が確認できます。公園名の「いろは」は、江戸時代にこの地域の水不足を解消のためにつくられた「いろは樋(いろはひ)」という水路が由来です。
「いろは親水公園」は2013年に都市公園として開園して以降、自然と親しみながら地元の片側の憩いの場・交流の場として親しまれてきました。
2022年には公園をリニューアルオープンし多くの施設が新設され、より多くの方々が利用しやすい公園になっています。現在の公園内は大きく3つのゾーンに別れているため、以下の章で順に特徴などを案内していきます。
園内 中州ゾーン

いろは親水公園の中央部に位置しているエリアです。かつて宿場町として栄えた当時の雰囲気を再現し、歴史文化と自然が調和した空間となっています。
芝生広場
利用者が自由にのびのびできる芝生広場が整備され、自然に囲まれた空間が人気の場所です。
開放的な空間で周りの景色を眺めたり、ピクニックや休憩・お子様たちの遊び場として親しまれています。中洲ゾーンの芝生広場は特に新しく、幅広い世代が利用する憩いの場です。
デイジイ志木店
「デイジイ志木店」は、園内で美味しい焼きたてパンが楽しめる人気のベーカリーカフェです。自然に囲まれた景色を眺めながら、イートイン・テイクアウトでパンなどを味わうことができます。
カフェスペースやテラス席も完備しゆったりとした時間を過ごせ、幅広いシーンで楽しめるのが最大の魅力です。
住所:志木市中宗岡5-1-7
営業時間:8:00~18:00(フードL.O.17:00・ドリンクL.O.17:30)
定休日:なし
TEL:048-260-6338
(参照URL:https://www.daisy1962.co.jp/)※外部サイトに移動します
旧村山快哉堂
「旧村山快哉堂」は中洲ゾーンに位置する、志木市指定文化財の建造物です。別の場所に1877年に建てられた土蔵造りの商家でしたが、1995年に解体されたのち2001年に現在のいろは親水公園内へ移築・復元されました。
外観は常時見学でき、内部は10:00~16:00に無料で公開されています(火曜休館)。
志木の歴史と商家文化を今に伝える貴重な建物で、内部の展示資料を通じて地域の暮らしや文化を身近に感じることができるでしょう。
園内 右岸ゾーン

右岸ゾーンはいろは親水公園の中で河川沿いの原風景をテーマとした、自然豊かなエリアです。
全体的に解放感ある中に四季折々の花々が咲くため老若男女が利用しやすい場となっています。遊具や商業施設などが無いため、原風景にふさわしい自然や静けさを楽しみたい方におすすめです。
こもれびのこみち
「こもれびのこみち」は右岸ゾーンにある全長約140mの散策路で、林の自然を感じながら散策し景観や歴史を感じられるスポットです。
市内有数の斜面林を臨め、開放的な園内の中で珍しく木々による影の中で散策できるため、森林浴をすることができます。公園を訪れる際は、見通しのいい園内の中で異質な「こもれびのこみち」も探索してみて下さい。
四季の花畑

「四季の花畑」は右岸ゾーンに位置する花壇です。自然な風景にカラフルさを加えており、四季折々の花々を楽しむことができます。
菜の花・すいせん・チューリップを始めとする季節ごとの花が咲き誇り、シーズンによって異なった風景を見ることができるでしょう。花が咲く中でウォーキング・ジョギングや園内散策ができるのが大変ありがたいです。
左岸ゾーン
左岸ゾーンは、水によるにぎわいを感じることが出来るエリアです。園内でも特に家族連れやお子様たちに人気のエリアで、水とふれあいながら多彩な遊びを楽しむことができます。
ウォーターパーク
「ウォーターパーク」は夏季(7月中旬~9月中旬頃)限定で水遊びが楽しめる、お子様に大人気の施設です。
水深10~15cmの水遊び場で、カラフルな複合遊具などもあり安心安全に楽しく遊べます。地面はゴムの舗装のため転倒時のケガを防ぎやすい構造のため、保護者の方も安心できるでしょう。
近年は暑い夏が続きますが、その中でお子様が水に触れ涼むことができる憩いの場として利用してみて下さい。
いろはパーク
「いろはパーク」は、いろは親水公園内に新設された幼児向けの遊具エリアです。
志木市のキャラクターの「カパル」という河童をモチーフにしたすべり台を始め、ジャングルジムなど、お子様が安心して遊べる遊具が揃っています。
公園全体がバリアフリー設計で、より多くの方々が利用しやすい環境で体を動かせる場として大人気です。
富士下橋(ふじしたばし)

「富士下橋」は新河岸川に架かる全長108mの橋で、左岸ゾーンと右岸ゾーンを結んでいるため園内散策の際に利用すればアクセスが非常に便利です。
橋から園内の自然を眺めることができますし、園内を訪れる場合はこの橋をわたってぜひ園内の雰囲気を味わってみて下さい。
こんな人におすすめの公園
公園内には桜並木やコスモス畑など、自然観察や季節の花々を楽しめるスポットが点在しています。
四季折々の植物を観察・写真撮影などにはもってこいの公園ですし、川も流れる最高の立地といえるでしょう。
園内には自然豊かな散策路や遊歩道が整備されており、ウォーキング・ジョギング・のんびりとした散歩に最適です。自然の中で歩き日ごろの運動不足を解消してみてください。
芝生広場など交流の場があったり、ウォーターパーク・いろはパークでお子様が体を動かすことが可能です。
園内散策と併せて施設利用するとより満足度が高くなるでしょう。
こんな人にはおすすめできないかも・・・
まとめ
志木市は狭い市ではありますが、その中で自然にあふれる「いろは親水公園」は交流の場として大事な公園というのがわかります。
多くの人が自然と集まる・地元に1つはあると安心できる公園ですし、情景を味わうためにぜひ1度足を運んで園内を散策してみて下さい。


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