「学校給食歴史館」という施設について、ほとんどの方は1度も聞いたことがないと思います。名前から「学校給食の歴史が知れるのかな?」と予想はつきますが、それ以上のことは名前ではわかりません。
そこで施設の魅力を案内していきますので、訪問の参考にしてみて下さい。
目次
学校給食歴史館 概要
「学校給食歴史館」は埼玉県北本市にある、学校給食の歴史を学べる国内唯一の専門資料館です。
広くはないですが、施設内にパネルや展示品で給食についての知識を深められる、老若男女が楽しむことが出来る施設となっています。
学校給食歴史館の基本情報
定休日:土・日・祝/年末年始(12月29日~1月3日)/夏期(8月13日~8月15日)
入館料:無料
住所:〒364-0011 埼玉県北本市朝日2丁目288
駐車場:あり
お手洗い(トイレ):あり
(参照URL:https://www.saigaku.or.jp/profile/library/)※外部サイトに移動します
JR北本駅東口から徒歩40分ほどの場所に位置しています。

分かりづらい「学校給食歴史館」入口
地図上で歴史館の場所がわかりますが、実際に近くへ行くとどこから行けばいいのか分かりづらいです。
「埼玉県学校給食会」が歴史館を運営しているため、埼玉県学校給食会の敷地内に一旦入らないと歴史館に行けないようになっています。

一応周りを回っていれば写真のような「学校給食歴史館 入口」と記載された場所があるため、そこから敷地内へ足を踏み込んでいきましょう!

敷地に入ればすぐ右手に建物があるためそこが学校給食歴史館となります。
狭いながらも様々な展示のある館内
館内に入ったら
館内はスリッパで周る必要があるため、入り口付近の靴入れで靴を脱いでスリッパへ履き替えます。履き替えるとスタッフの方がが出迎えてくれ、館内のことについて詳しく説明してくれます。

給食の展示品の数々
館内は日本の学校給食の歴史や食文化を多方面で学べるように、さまざまな展示や資料がそろっています。


日本で給食制度が始まってから現代の給食メニューの食品サンプルの数々。
その展示を見るだけで食欲がそそりますし、「この時期はこんな食事内容だったのか」と知ることができ、給食の歴史を感じることができます。


残念なところ~部屋が狭い
展示の内容は非常に満足できますが、学校給食歴史館の広さは学校の教室一部屋くらいしかありません。展示を全く見ずに一周するだけなら20秒あれば一周できるくらい狭いです。
そのため訪問する人がたくさんいる場合は、行き来するのが大変になる可能性があります。
狭いがゆえに展示をするスペースしかないのが非常に残念です。個人的な意見ですが、国内唯一の給食についての専門資料館を存分に生かせてないように感じます。
学校給食歴史館はこんな人におすすめ
こんな人はおすすめできないかも・・・
学校給食や食育にまったく興味がない人
歴史館での展示内容は給食の歴史やサンプル、当時の食器などについてです。
給食に関わる食文化や歴史にあまり関心がない場合、楽しめない可能性があります。
学校給食歴史館は給食についての展示は充実していますが、展示を見る以外のことができません。
館内の狭さゆえ給食を食べるなどの体験学習ができないですし、資料を見るだけでは飽きてしまう人にはあまりおすすめできません。
まとめ
駅から距離があるのは難点ですが、それを差し引いても訪れる価値がある施設です。なつかしさを感じつつ知識も身につき、無料でこれだけの展示であれば大変満足できます。
学校給食歴史館の近くには、北本総合公園などのスポットもあるため併せて訪問するとより楽しむことができるでしょう。



コメント